昨日は半夏生でした。夏至から数えて11日目から七夕までの期間と言われています。旧暦の七十二候に沿います。
農作業の大切な目安として使われていたようです。田植えは夏至の後半夏生に入るまでに終わらせるのが良いとされていたようです。
この時期は半夏雨と呼ばれる大雨になることが多いので、それまでに田植えをしないと収穫が減る言われていました。
かつては「物忌の日」というような、言い方をされていたようです。
初夏の疲れが出やすく、雨も多いことから家で養生しなさいという意味が込められていたようです。
身近に農作業を目にすることは少なくなりましたが、自然と共存しながら生活を守っていた先人達の知恵は今も活かされているのだと思います。
