心は生きる時期によっても変化していきます。
幼年期、青年期、中年期、晩年期と心のバランスは変わっていきます。
その年によっても時節の影響で変化していくこともあるでしょう。
医者になりたくて学生時代は猛勉強をして医者になり、晩年は芸術家として生きる人もいます。
陰の心が満たされて、陽の心が芽生えてくる。
本来、人は中庸を好みます。どちらかに偏った生活をしていれば戻ろうとするのが自然のことなのです。
今まで関心のなかった世界へ心が向くこともあるかもしれません。
多くの現実社会で生きて、時間の経過と共に、バランスを取りながら動いていくのでしょう。
趣味やボランティアが高じてビジネスに発展していく。
これも陽の心と陰の心の相互作用です。
この相互作用が、中庸となったり、偏る時があったりしながら心が成長していくのでしょう。
バランスの取れた心の成長は一気に備わるものではなく、徐々に向上していくものではないでしょうか。