陰陽の視点 その1

陰陽は見方によって入れ替わっていきます。

例えば一日のあり方を見てみましょう。

共通する視点は昼間は明るく陽、夜は暗くで陰に分けられます。このことは一日を明暗に分けた見方です。

そして多くの場合は昼間は活動する陽で、夜は休息をとる眠る陰とみるでしょう。

但し人によっては見方が変わる場合があります。

社会では夜に働く人もいます。その人にとっては昼間は陰であり、夜は陽となるのです。

他にも似たようなことはあります。陰陽はその使い手によっても入れ替わっていくものです。

そして互いの性質が入り込んでいくのです。

陽の中にも陰陽があります。

陰の中にも陰陽があります。

暑い夏を陽としたら、寒い冬は陰となります。そして同じ夏でも猛暑もあれば冷夏もあります。猛暑の夏はより深く陽の性質をなし、冷夏の夏は陽ではありますが陰の質も含んできます。

暖冬や厳冬も同じような質を含みます。

満月は欠けていき、新月はそれ以上に明るくなることはありません。

太陽は西に傾き、翌朝は東から昇り始めます。

このような陰陽の繰り返しによって毎日が過ぎていきます。

そうなんです。よく考えてみてください。

時間が過ぎていくから明日がくるということではなく「陰陽の繰り返しが時間を作り出しているのです。」


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