自然思想の中では、私達には人として果たすべき役割があると考えます。
難しそうだし、そんなに固い言葉はどうなんでしょう・・・
普通に考えれば、生きていく中で無意識の内に自然に行っていることなんです。
無意識の中で家系の役割の中での自分の役割があります。
自然に果たしている役割であり、誰でも否応なしにある役割です。それは因縁の消化です。
どの家系にも先祖が代々積上げてきた因縁があります。
私達は皆その因縁の中で生きています。
どんな因縁の中で生きているのと思われた方もいるでしょう?
これまで生きてきた環境、どのような親と暮らしてきかのか、どんなことが得意で、苦手なのか、どんな仕事に就き、どんな人と出会い、どのような経験をしてきたのか。
良いことも、辛いこともあったでしょう。
それら全てが自分自身が背負っている因縁なのです。
因縁の消化、つまり家系での自分の役割とは、因縁の中を生き抜けていくことです。
家系の因縁の一部を消化する。
これは特別なことではなく誰でもが果たすべき自分の役割なのです。
