算命学には長い歴史があります。その思想は現代の視点からみたら、保守的なものかもしれません。
陰と陽の考え方は、基本的な算命学の思想です。
普段の生活で何気なく使っている事柄も陰と陽で成り立っています。例えば
男→女
明→暗
長→短
暑い→寒い
暖かい→涼しい
早い→遅い
など、算命学の基本にあるのは陰陽論です。物事や現象は陰陽というバランスで成り立っています。
人は誰でも日向の道を歩いていたいものです。でも時には、裏方の生き方も必要な時があります。
そのことを避けて生きていけるでしょうか?
一つの家庭でも皆が陽で順風満帆に暮らしていたらどうでしょう。それが永遠に継続することは難しいことです。
それなりの役割があって、家族も社会も共存しています。
表舞台にずっと立っていたら、時には舞台の袖で支える。この繰り返しが人生そのものだと思います。
人生も陰と陽をジグザグに超えながら進みたいものです。