宿命の中に干合がある人は虚気の状態になりやすいのですが、具体的にはこのような状況です。
例えば、社会的に地位の高い人が仕事の時間はしっかりした態度でも、一歩外に出ると態度が横柄になったりします。
この場合は干合虚気の状態ですから、仕事上の地位が虚気の状態で、一歩外へでた状態が実気なのです。
実気に戻ることで一人の人間として開放されます。この開放感がないと大きなトラブルを引き起こしたりしかねません。
また別の角度からみると、虚気は生きるうえでの役割でもあります。
夫や妻として、父親や母親としても、会社での役職も虚気なのです。
人間はその生きる状況に合わせて様々な役割を果てしていかなければなりません。
そして自分を見失うことのないように生きていかなければならないのです。
