昨日は着物ゼミの日でした。18年続く着付勉強ですが毎回新しいことの発見があります。
時代と共に、昔の着付に一工夫した新しい感覚が求められます。自分流では世の中の流れに取り残されるのは、着付の世界でも同じです。切磋琢磨が必要です。
夏の浴衣着付が終わり、次は成人式、そして卒業式と続きます。
着付は勿論技術もありますが、感性も必要です。
その人の雰囲気に合った着付をする。
え、どんな風にと思われるでしょう。
私が心掛けていることは襟元の合わせ方と、裾線、帯の位置です。
襟元は開きすぎず、詰まりすぎず、その方のお顔の中心に。
裾線は短すぎないように、だらっとしないように。
帯の位置は身長や、体型に合わせて決めていきます。
帯柄をどのように出すかも見ていきます。
初めてお会いした方を瞬間に見て判断して、20分くらいで着付けていきます。
着崩れしない着付は当たり前ですが、何よりもお顔と体型と着物のバランスが取れていること。
感性のある着付・・・
精進して参ります。