今日は1年で最も昼が長い日です。日照時間が最も長く季節の節目となります。
夏至は「日長きこと至る」という意味です。
暦のうえでは、二十四節気のひとつです。
夏至と冬至の「二至」春分と秋分の「二分」を合わせて「二至二分」。
さらに立春・立夏・立秋・立冬の「四立」と合わせた「八節」は重要な暦です。
二十四節気は紀元前4世紀頃の中国が起源と言われています。
まだ時計のような正確な機器が無かった時代に、農作業をするための共通の目安として使われていました。
この日を境に少しずつ日が短くなっていきます。
昔の人は米粒一粒ずつ日が短くなると、目安として考えていたようです。
そういえば、祖母もそんなことを言っていました。
昔の人は自然を感じる力が今より長けていたのだと思います。
そうしないと、自然の力を味方につけていかないと生きにくい時代だったのだと思います。
感性が鋭い人が多かったように感じます。