長月の俳句 趣味 2024.09.16 秋が深まると日の暮れが早まるので夜が長いという、夜長月から9月は長月と呼ばれます。 日毎に夕暮れが早くなっていくのが寂しい気もしますが、自然の摂理は変わらないのです。 俳句も自然を詠みます。今月も季語を入れて五七五で説明文にしない。 今月の句です。 ●残照や十二神将立ち姿 ●面影のなほ遠くなる九月尽 ●秋深し老舗ホテルの赤の椅子 ●何となく居たる花野のにわか雨 ●届かぬと知りて投函風の色 ●坂道の三味の調べや鳳仙花 ●澄む秋や御ん目やさしき観世音