この世界を作り出すには天の気である十干と地の気である十二支が必要です。
この十干と十二支は陽同士、または陰同士で結びつき、六十種類の干支となります。
これを六十花甲子といいます。
この世界はこの六十花甲子が元になって成り立っています。
六十花甲子で表した時間を【干支歴】と言います。
毎日の日付が変わるたびに、その日の干支は変わっていきます。
毎月その月の干支が移り変わっていく。
毎年その月の干支が移り変わっていく。
干支歴はその日を表すだけでなく、その日の世界を取り巻く【気】も表します。
干支歴はその日に生まれた人の宿命となります。
人は一生をかけて生まれた日の気の状態を背負っていく役割を担っているのです。
難しいと思われるかもしれませんが、算命学を勉強する上での基礎の部分です。
読み解いていくと、自然の上に人は成り立つ意味がよく理解できます。