自然の仕組みの研究を重ねた思想学を、人間の生活に当てはめて考えられたのが運勢学です。
自然界と同じように、人間社会も破壊と再生を繰り返しながら成り立っていきます。
家系の流れは自然界の流れであり、個人の宿命はその大きな流れの部分的な箇所となるわけです。
ですから、その流れの中で平穏な箇所の宿命もあれば、洪水や日照りや森林火災に見舞われるような箇所の宿命もあるわけです。
全ては家系全体のバランスを保つための流れであり、先祖の生き方が今に左右されるのです。
大きな苦労もせず人生を送ることが出来たのなら、その人の努力だけではなく陰に先祖の恩恵があるおかげでもあります。
でもその恩恵も、勘違いをして生き方から外れて本来の「あり方」から外れてしまうとその宿命を活かせなくなってしまいます。
バランスの取れた良い生き方はそうそう見つからないものです。
人間は自然界と同様にバランスを欠いて生きているのです。
