算命学の歴史 その12

今までの話の中で自然界のバランスを調節する生き方とありましたが、それはどのような生き方なのでしょうか?

日々の生活の中で良い行いなのか、悪い行いなのかは一概に判断することは出来ません。

人それぞれ社会常識が違い、受ける判断が違うからです。

良かれと思ってしたことが、迷惑になったり、その逆もあるのです。

人生の大きな成功が寿命を短くすることもあれば、不幸な出来事が将来の大きな成功に繋がることもあります。

人は人に無用なお世話をしたり、煩わしい出来事に心を悩ませるより、自分の宿命に沿った生き方を生きていくこと。

このことが自然界のバランスを取り、家系のバランスや、社会全体のバランスを取っていくのです。

但し、反社会的な事や人を傷つけるような行為は自分の運勢を落とし、やがて子孫に因縁をもたらすことになっていきます。

現実の生き方と算命学の理論をどのように使っていくのかは、自分自身であり日常の生き方が蓄積されて形となっていくのです。


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