算命学の歴史 その3

鬼谷子は算命学をこの時代にどのように使ったのでしょうか?

中国はこの時代、戦国の時代でした。

鬼谷子は戦国時代の縦横家(じゅうおうか)として活躍していました。

縦横家とは軍師のことです。争いの国を行き来しながら話をまとめ、戦術を練り、国と国をまとめていく戦術家であり思想家の人です。

算命学は中国の戦国時代に軍略の学問として発展していきました。

軍略の中での算命学は味方の運気を高め、敵の運気が落ちた時に弱点をつく。

戦わずして勝利を得る方法として学問として研究されていました。

当時、縦横家と呼ばれ算命学を学んだ鬼谷子の優秀な二人の弟子がいました。

共に中国全土のバランスを維持するために活躍したと言われています。

この二人の死後、紀元前221年頃に中国を平定した秦国の始皇帝が登場します。

始皇帝は自ら算命学を使い中国統一を果たしたと言われています。

同じように敵が算命学を使い自国を滅ぼされることを恐れた始皇帝は、算命術師を自ら傍に置き外部に一切の知識が漏れないように厳しく管理したと言われています。


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