宿命通りに生きられるのか? その3

もしあの時にこうしておけば良かったと思うことって、誰でもあるのではないでしょうか?

後戻りできない自分を責めたり、イライラしたり・・・

たらればになってしまいますが、後悔は先に立たずです。

あの時にこうすれば、今はこうなっただろうと考えても仕方がないのです。

もしかしたら、今よりも良くない現実であったかもしれません。

先のことはわからないのです。

前に因縁のお話をしましたが、原因がありその縁で現実があるのです。

どんなに才能があって努力しても、それを認めてくれる縁に巡り合わないと因縁とはならないのです。

因縁のお話はまたゆっくりとさせて頂きます。

宿命から外れる生き方はしない方が良いのですが、その人にとってはその方が幸せだったということもあるのです。

人間の持つ自意識は宿命というものとは別に動いているのでしょう。

もし宿命からはずれた生き方をしていたら、ゆっくりと確実にその人のもつ宿命の枠に納めていこうとします。

それでも納まらずに大きく宿命を外れてしまったら、急に大きな衝撃を与えて引き戻そうとします。

例えば、病気をしたり、トラブルに見舞われたり・・・

本人でなく家族や友人が身代わりになることもあります。

自分の宿命は思いもかけないところで、他の人の人生にも影響を及ぼすこともあるのです。


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