人には自然治癒力というものが備わっています。
軽い傷ならば、傷にかさぶたが出来てそのかさぶたの下に新しい皮膚が再生されていきます。
人にもよりますが自然治癒という形で気が付かないうちに元に戻ります。
算命学でいう宿命もそのようなことが起こる場合があります。
宿命と生きている環境が合わなっかった場合は、多少の歪みが生じてきます。
宿命の未消化や、何代も続く家系の歪みが蓄積されていくと、何とか元に戻そうという力が働きます。
バランスを取るための軌道修正がなされていきます。
治癒力が働くわけです。
けれどもあまりにも歪みが大きすぎたり、軌道修正が上手くいかない場合には淘汰ということもありえるわけです。
負となるところは、その後の継続のために精算されることもあるのでしょう。
現実の生活の中で知らない間に宿命から外れていることに気が付かないまま生きているかもしれません。
それに気が付くかどうかが、人生をどう生きるかに繋がって行くのでしょう。
