算命学には中庸を基本とする考え方があります。つまりバランスを重視するということです。
バランスとは幾つかの要素が組み合わされる中で、全体が調和をするという事です。
一つ一つの要素には特徴があります。それは偏っている事により生じる特徴といえます。
その要素が集合して調和して、バランスが取れている状態になるのではないでしょうか。
この様にバランスが重なりあっていく体で、この世界は構成されているように思います。
物事は調和する事で初めて存在出来ると思います。
一時的にアンバランスになったとしても、調整されて落ち着くようになっていきます。
自然界には元の姿に戻ろうとする力が働いています。不都合なものがあれば調和させたいのです。
バランスが崩れるとバランスを求めて大きな力が加わります。
生態系や自然界はその様な調整力が現状を維持したり、新しい状況に発展するようにバランスをとっていくのです。
