守護神は算命学では宿命の中で日干の運勢を判断する方法です。日干とは自分自身のことを表します。
甲 〇 〇
〇 寅 〇
甲が日干の場所です。甲木はしっかり根を張って長い年月をかけて成長します。生き方としては忍耐強く、大器晩成であり、多くの人が集まるような大木になります。
守護神は甲木の成長を助けてくれるものです。ありがたいのは太陽、雨なので火性と水性が守護神となります。
忌神は甲木の成長を妨げるものです。木は切られることを嫌います。なので刃物である金性を嫌います。また、寅も木性です。甲木と寅に二つの木性があるので偏ってしまうため木性も嫌います。
忌神は金性、木性となります。
守護神には種類があります。
調候の守護神→日干を輝かせてくれる
調和の守護神→宿命のバランスを整える
忌神は消化すると運勢がそれ以上落ちないと言われます。
誰にでも守護神と忌神はあります。人によって強さや、数のバランスが違います。
詳しい見方は紙面ではお伝えしきれませんが、10干に対して12の干支で120種類の守護神法があります。
守護神がどんなに良くても生き方の努力が伴っていなければ活かされないし、忌神が多くても苦労して消化する生き方をしていると、それ以上運勢が落ちなくなり安定するわけです。
本来の自分らしい生き方が出来ていればよいのではないでしょうか。そこは現実はどうなのかに結びついてくるのかもしれません。生きることは悩み続けることでもあるのです。