十二支と暦

来年のカレンダーを用意されている方も多いことでしょう!来年は辰年です。

十二支が起源となって作られたのが暦です。

1年を区切るのに季節を用いました。春、夏、秋、冬です。

そして全ての事柄には始まり、真ん中、終わりがあります。各々の季節を3等分しました。

春でしたら、春の始まり・春の真ん中・春の終わりという意味です。

これで1年が12等分されました。

その昔、天体観測からこの12という数字が1年間に満ち欠けする回数と木星の公転周期に一致していたことから暦が確立されたようです。

1年を12か月とし、1日は12刻、時間は12という数字を使うようになりました。午前と午後は12時間ずつです。時間を図るときには12進法が使われるようになりました。現代は月を数える時に1月、2月と数えますがその昔は複雑な名前を用いていました。

わかりやすくするために、動物の名前に置き換えて表現したのが、十二支です。

また十二支はえと(兄弟)と表します。

天の時間は兄で(え)、地上の時間は弟で(と)を表します。

十二支は時間の分類を表します。

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