【自分の星を動かす】

十大主星の説明をしてまいりましたが、少し見方を考えていきたいと思います。

十種類の星がそれぞれの場所にあり、生まれた時に決められているので一生変わることはありません。その人によって、同じ星がたくさん出たり、様々な星であったり色々です。だから個性となるわけです。

人体図の星はその人の生きるあり方と、性質を表します。一生付き合うわけです。同じ星ばかりで個性が強いなと思っても、それを活かす生き方をすれば良いのです。逆に様々な星を持っていたら、バランスのとれた生き方が出来るかもしれません。

しかしながら、その通りにはいかないのが人生です。私達人間は、生まれてから親に面倒を見てもらわないと成長することが出来ない動物です。自分のことを自分で決めることが出来るようになるのに、18年近くはかかります。成人式もその行事です。

18年近くは、育った環境が大きく影響するということです。家庭環境によって星の性質の土台が作られていくわけです。なので、幼児期からの環境は重要な時期となります。

自分の意志で自分の星を活かすことが出来るようになるのは、成人してからでないと難しいでしょう。例えば日当たりの良い土壌と水やりに恵まれた環境と、そうでない環境では、成長具合は違ってきます。

成人してからその成長に差があっても、本来持っている星を活かすことは長い人生の中、まだまだ間に合います。がむしゃらに努力するよりは、自分の星を知っていた方が活かしやすいことは確かです。

人体図だけでその方を判断することは出来ないのです。生まれてからの環境による星の消化の仕方を確認する必要があるわけです。当然ながら年齢によって消化具合は変わっていきます。

子供の頃は、持っている星に関わらず、五本能全ての星が使えるような育て方をするのが賢明です。

守備本能=守りたい

伝達本能=楽しませたい、教えたい

魅力本能=信頼される、好かれる

攻撃本能=夢中になる、尽くす

習得本能=知りたい、やってみたい

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