昨日は着物ゼミでした。毎回振袖の変わり結びの練習をしますが、今回は花火のシーズンということもあり、半幅帯で着付けてみました。
半幅帯は、浴衣のような普段着の着物によく使います。帯締めも、帯板も、帯枕も必要ないので圧迫感もありません。
時代劇などにもよく出てきます。昭和の中期までは日常生活で着物を着る方も多かったので、半幅帯は欠かせないものでした。
着付けを勉強していると、どうしても結婚式や、成人式のような華やかな席の着付けを頼まれることが多いので、帯結びは袋帯を使った変わり結びが主体となります。以外にも半幅帯を綺麗にかっこよく結ぶって難しいものです。
かっこよくというよりは、粋に着こなす。身体にしっかりとつきつつも、楽な感じで、崩れない。
着物着付けは奥が深い世界です。体系や、その人の雰囲気をみて補正から合わせていく。
私もまだまだ精進の世界です。