子供時代の土台作り

家庭のありかたによって子供の育て方の土台作りは様々です。

子供の頃から厳しく育てる、自主性を重んじる、不自由なく何でも興味のあることはさせてみる、色々な価値観と考え方があります。

肉体的にも精神的にも土台が形成されます。宿命もそうです。人生の土台がしっかりできていない時から、大人のような活躍をしてしまうと足元が不安定で崩れやすくなります。

芸能の分野やスポーツの世界では良く見られます。子供の活躍に親がのめり込んでしまい、その子の収入まであてにするとか、結果良い人生は訪れないことが多いです。

人生の土台がしっかりできていない時は、親は子供を子供として扱わなければなりません。子供として扱うとは特別扱いはしないということです。

誰にでも、得意なこと、不得意なこと、心の強さや、弱さ、様々です。

そして、これらのことを整理して親として子供の道筋を考える。

つまりは、どのような苦労は必要で、どのような苦労は要らないのかが見えてくるのです。

「可愛い子には旅をさせろ」という諺があります。旅とは目的を完結することとも捉えられます。そこには苦労が伴います。

生きる上で、何かを達成するためには必ず苦労が伴います。しかし目的のない苦労は必要がないのです。

必要な苦労と、不必要な苦労を見極めて育てるのは親です。

モロッコに旅した時の写真です。子供が親と一緒にロバを引きながら歩いていた景色が忘れられません。

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