干合によって変化した気を「干合虚気」と言います。干合する前の気を「実気」と言います。
壬 〇 丁 干合すると→ 甲 〇 乙
〇 〇 〇 〇 〇 〇
壬水と丁火は実気 甲木と乙木は虚気
完全に干合によって変化した状態のままでいると禍となることがあります。私達は一人の人間として自分を見失ってはいけません。
この例のように宿命内に干合がある人は虚気の状態になりやすく、その状態が続くと本来の自分と虚気の状態の見分けがつかなくなりおかしな考えをしてしまうことがあります。
虚気とは生きる上で与えられる役割のようなものです。家庭での夫や妻としての役割、親との役割、会社での役割などは虚気です。私達は生きる状況に合わせて様々な役割を果たさなければなりません。
そして一人の人間として自分を見失ってはいけないのです。
つづく
