算命学での宿命は家系から引き継いだ先祖の恩恵と因縁だと思います。
先祖からの恩恵に助けられながら、その先祖が背負ってきた因縁を解消していくことが生きる目的とも言えます。
だからといって先祖供養が因縁の解消になるわけではありません。
私達は生きていくことで因縁を解消していくのです。そのための節目の心構えや、自分の意識を高まるために行うのが先祖供養なのだと思います。
心新たに生き方の決意を決める時には、心の平穏を取り戻すためにも必要なことなのです。
そして、どのように生きるかを考える時に、どのように取り組んでいくかが重要なこととなります。
例えば仕事や、勉強方法、友人との付き合い方などでも、人により取り組み方がそれぞれ違います。
人は宿命で決められた通りに歩むわけではありません。個々の生き方の取り組み方で自らの運命を切り開き、自分のやりたいことを追いかけていくのです。
そのような努力が因縁を解消して、生きがいをみつけていくのだと思います。
京都東寺の五重の塔です。耐震に強い構造がされており、スカイツリーもこの構造を模したということです。創建は826年空海によるものです。
