書の力

こないだ、老舗の和食の店で額縁に入った立派な書を見ました。

有名な版画家の棟方志巧さんの墨書です。

縦に大きく描かれた重厚な文字です。

「無事」と書かれた文字の存在感は圧巻でした。無事の言葉の意味が気持ちが伝わって来るのです。

作者の説明書きの言葉が印象に残りました。

自分が亡くなった後にこの「無事」という文字が力強く表現されるであろうと。

文字に込められた思いが亡くなっても世の中に残っていく。

棟方志巧さんの魂を感じました。

勇気をもらえたように思います。

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