夏休みはやっぱり短い🌻

その他

毎日暑いです!私が子供の頃、昭和の時代はもう少し涼しかったような気がします。

私の夏休みの思い出です。

夏休みに入ると祖母達の住む海辺の街に行くことを楽しみにしていた子供時代でした。そこは大きな夏祭りがあります。盆踊り大会、灯籠流し、大花火大会は都会では味わえない夏の風物詩そのものでした。勿論今でも受け継がれています。灯籠流しは川から灯籠を流し海へ広がっていきます。この灯篭にはお願い事を書いて流しました。海へ三角が広がるように流れていく情景は今でも忘れられません。花火大会は砂浜から見上げていました。音の大きさと、間近で見る花火の大きさは子供ながら圧巻で、夏休みの宿題の絵日記にしていました。繁華街には露店が並び、金魚すくいや、お面、薄荷笛、かるめ焼等沢山あって思い出しきれません。特に、海ほおずきはお気に入りでした。今は見ることもなく、この当時も田舎の海辺の露店にしかなかったと思います。巻貝の卵の袋で、中の卵を取り出して天日干しで乾かしたものです。形は親指爪より少し大きいくらいで、色が付いて売っていたように記憶しています。口に入れてブーブーと鳴らして遊んでいました。どんな風に鳴らしていたんでしょう。祖母の家は繁華街にありアーケード街で商売を営んでいました。朝10時開店で夜も10時近くまで店を開いていました。この頃は高度成長期で温泉街は活気があり、一晩中下駄の音がアーケード街に響いていたのを覚えています。店には多くの人が立ち寄るので賑わいがありました。当時は都会から遊びに来る私が珍しいらしく、近所の方には可愛がって頂きました。お店をお手伝いすると、おこずかいを頂けたのも子供ながら嬉しかったのを覚えています。昼は海で遊び、夕方からはアーケード街の店先で人間ウオッチャーです。今は墓参りをするだけの場所となりましたが、沢山の想い出は私の心の中に残っています。今でもカランカランと下駄の音と、店先にちょこんと座っていた私と、賑やかな祖母達の話声が聞こえて来るようです。

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