三月の俳句です。昨日の句会で発表した句です。
五七五、季語を入れて、思いは深く、説明文にしないこと。
毎月のことですが、単純そうで難しいです。
助詞の使い方も重要です。「の」「に」どちらを使うかで意味が違ってきます。
文字の力を改めて見直すことも大切なことです。
●催花雨や吉報ひとつけふの朝
●花ミモザ思ひ切ること多くなり
●あのあたり表参道春帽子
●春告げるしづかな風の吹く夜かな
●三叉路の馬頭観音春の雨
●さながらに身に添ふ疲れ朧月
●こころ急ぐこともありけり忘れ雪
土筆がどんどん増えていました。
